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映画 「ザ・フォール 落下の王国」

2009 07 10
どうもどうも、落ち葉です。

今日の映画は「ザ・フォール 落下する王国」です。

*「今日の映画」を初めてお読みになる方は、まずは「映画の感想について」カテゴリをお読みください。

この監督、前作は「ザ・セル」という映画を撮っていましたね。前作と文字数が同じ題名。二文字しか違いはないんですが、「ザ・セル」とはまったく関連はありません。

それにしても、2作目とは思えないほどのセンス。

この監督、きっと天才です。映像作品の持つ長所をフル活用して、映画でしかできない表現をしたとても美しい作品です。

しかも、役者の起用がこれまた絶妙。いや絶妙どころか完璧。

ストーリーとしては、ある映画のスタントマンがスタントに失敗して、半身不随を患ってしまいます。そこで、スタントマンは自殺をしようと思い立ちます。

しかし、半身不随の身では自殺することもできません。ベッドの上で寝たきりなのですから。

そして、ある日、窓から手紙が降ってきます。それは、同じ病院で、オレンジの木から落ちて骨折をした5歳の少女が書いた手紙でした。

少女はそのスタントマンとは別の人に宛てた手紙がスタントマンの手に渡っていることを知り、取り返しにくるのです。

そして、半身不随の自殺願望者は思いつきます。

この子に薬を取ってきてもらって、それを飲んで死のう、と。

スタントマンは少女に、ある「お話し」を聞かせ始めます。お話しはいわゆるスタントマンの作り話で、少女の気を引き、続きを聞きたかったら薬を取ってきて、と頼むつもりだったのです。

そして、その「お話し」が映画として映像化されています。

この映像化が素晴らしく出来が良く、調べてみると何十カ国でロケをしていたようですね。

お話は暴君をみんなで倒すお話しなんですが、思いつきなので奇妙な展開を見せるところが面白いです。夢を見ているような感覚に近いですね。突然場面が変わり、設定が変わり、登場人物の性格まで。


この映画で特筆すべきは、少女です。

監督の意向により、少女はスタントマンは本当に半身不随だと聞かされています。いや~憎いね。しかも、少女は役者ではなく、素人を使っています。

だから演技がなく、本当の意味でリアルな反応や感情でありのままを撮っています。

泣いたり驚いたりはもちろんのこと、会話に至るまで台本がないのかと思うほど自然です。

それにむっちゃくちゃかわいいのです。いや、美人というより子供として可愛いのですが、将来は糖尿病になるんじゃないかというくらいぷくぷくに太っているのがまたかわいらしいキャラクターですね。

これは是非観てください。そして、ラスト、この題名の意味がわかります。

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